パート3
「月」の巻
オーハシ刑事と別れた帰り道、刑事ゲロリンは月を見上げた.
コンピュータではじき出した情報は正しかった.
だが、狙いはものの見事にはずれていた.
「今ごろ、真犯人は何を食ってるんだろう?」
そんな事を考えながら、刑事ゲロリンは無性に旅に出たくなった.
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Authored by Kei and Hisashi Nakahara 2000