パート2
(前編)

「獲物」の巻

彼は、どうやら「野良クマ」の様だ.
狙っていたのは、今が旬のサンマだった.

周囲に誰もいない事を確認してから、サンマに近付く野良クマ.

だが、サンマと目が合った、その瞬間!
「あ〜〜〜、気色わる〜〜」
おじ気づいたのか、彼はサッサと立ち去って行った.


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Authored by Kei and Hisashi Nakahara 1999