アスティナの飼い方

まずは工具を揃えよう
私はそれほどメカに詳しい訳ではないのですが、 ちょっとはメンテナンスできるようになりたいし、 イザと言う時のためにも、ある程度の道具は持ってます.
そんな中で、特に役に立った物を紹介します.
  1. 十字レンチ
    これがあると、タイヤ交換が楽になります. 
    使うときには軍手をはめるのがポイントですね.  スルスル〜〜〜っと楽に回ります.  また、4つの頭のうち、どれが自分のホイールナットに合うのか 一目で分かるように、使うサイズの首にビニールテープを巻いておけば 迷わずに済みます.
    最近は、アルミホイール用に頭が細いタイプがありますから、 今から買われる方は、このタイプを買っておいた方がいいでしょう.

  2. ジャッキ、リジッド・ラック(通称:ウマ)
    十字レンチと共に、ジャッキは必需品です. 
    選ぶとしたら、フロアジャッキとパンタグラフ型の油圧式ジャッキ(カヤバの シザースジャッキ)の、いずれかになります.
    価格(相場)リフト高操作性
    車載パンタ-×
    フロア\3,000〜
    シザース\9,800
    安くて使い勝手が良いフロアジャッキがお勧めですが、ウマを入れて クルマの下に潜るときには、リフト高がちょっと足りません.  下にブロックをしく等、工夫が必要です.
    それさえ我慢できれば、車輪があるから引っぱって移動できるので、 作業が楽になります.

    また、ウマがなくても、下回りを点検するだけなら手鏡でのぞけば 事足りることもあります.(^-^;

  3. 非常用タイヤ
    何年前だったか覚えてないのですが、元日の早朝にタイヤをバーストさせた 事がありました.
    その時、後輪に非常用タイヤを履いて帰ったのですが、直進性が悪く とても違和感があったのを覚えてます.
    それ以来、トランクにはフルサイズのタイヤを積んで走っています.
    夏冬でタイヤを2組お持ちの方は、積んでおく事をおすすめします.

  4. けん引ロープ,ブースターケーブル
    それぞれ1本づつ持っていると、イザと言う時に助かります.
    けん引ロープは、ソフトタイプ(伸び縮みする)の方がいいですね.
    けん引する時には、そ〜〜〜っとやさしく発進しないと、後ろの人が ムチ打ちになってしまいます.(^-^;
    また、ブースターケーブルは、古くなると内部の銅線が錆びて、伝導が 悪くなって全く用をなさなくなる事がありますので、数年に一度は 買い替えた方が良いでしょう.
    私は、トランクルームの非常用タイヤの横に入れてます. 金属部が 鉄板に当たってカタカタうるさいので、ワニ口の所に古い軍手を かぶせて対処してます.

  5. エアゲージ
    自分のクルマのタイヤの空気圧をご存じですか?
    ちょっと失礼な表現になりましたけど、空気圧によって走りはかなり 変わってきますし、計測した時の状況によって空気圧も変わります.

    例えば、夏の晴れた日に高速道路を走行中、サービスエリアのスタンドで 2.0気圧に調整してもらったとします. 翌日の朝、自宅からでかける時には 1,7まで落ちているかも知れません.
    だから、いつも決まったタイミングで計らないと、あまり意味がありません.

    また、普段はトランクの底に大事にしまいこんである非常用タイヤ.  この適正空気圧は4.2です. イザと言う時に圧力が減ってる事も 往々にしてあります.

    そんな訳で、日頃から自分のタイヤの空気圧を知っておく事は、 決して無駄ではありません.
    そのために、せめてエアゲージだけでも買っておく事をお勧めします.
    いつものガソリンスタンドで、圧力をちょっと高めに入れてもらって、 翌日の朝、自分で計りながらエアを抜いきながら、規定値より0.1位高めに しておけばバッチリでしょう.
    ゲージは安いものでも結構ですが、結構誤差があるので何度か計りなおさないと 正確な値がわかりません. また、非常用タイヤを計るなら計測レンジが 広い物を選びましょう.
    ちなみに、私は非常用タイヤの代わりに、フルサイズのタイヤを積んで いますので、3気圧までのエアゲージで間に合ってます.

  6. コンプレッサー
    タイヤの空気が減った時は、ガソリンスタンドに行って補充して もらえますが、自分のコンプレッサーを持っていると、何かと 便利です.
    私は特価品980円の安物を使ってます. 問題点は、付属のエア・ ゲージがでたらめな上に、振動で針がすぐ外れる事です.  まあ、正確な空気圧は、別のエアゲージで計らないといけないので 問題ないでしょう.(^-^;


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Authored by Hisashi Nakahara, 1998